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薬剤師
意外と知らない薬剤師の仕事場
病院での診療後、薬局で処方箋通りに薬を調剤するのが薬剤師です。大学の薬学部で6年間勉強し、国家試験を通過して晴れて薬剤師と名乗ることができます。医療機関では法律で薬剤師の常駐を定められている場所も多く、薬剤師に特化した求人サイトも存在するほど。最も知られている業務は冒頭の調剤ですが、その他にも薬剤師が関わる仕事は多岐にわたって存在し、身近なものだと薬局、病院での薬品の管理が挙げられます。病院では2008年より医薬品安全管理責任者の設置が義務付けられており、病院管理者(院長)との兼業を禁止していることから病院薬剤師の管理能力が必要とされるようになりました。薬の調剤だけでなく、安全かつ適正に使用されているかといった管理体制の強化を期待される存在なんですね。 製薬会社の求人でも薬剤師の募集は多数見られます。新薬の開発や治験に関する業務は知識だけでなく経験も考慮されているので、未経験から採用されるのはかなり難しいでしょう。臨床試験実施機関内でのCRA(臨床開発業務従事者)でも同様に経験が求められます。治験を実施する機関や責任医師の選定、実施計画・モニタリングスケジュールの作成、計画に沿った治験実施の確認、報告書の回収・分析など治験に関わる一から十までをこなさなければならないからです。治験は新薬の効果や副作用に関する最終調査。
http://suumo.jp/mansion/ensen/kagoshimahonsen/omuta/__JJ_JJ010FJ001_arz1090z2bsz1010z2ekz106340z2raz1090040z2rnz17020.html
ヒトで臨床試験を行うため、高い倫理観が重要視されます。また、関連スタッフとのコミュニケーションやその管理に加え、治験の全体図を俯瞰して取りまとめるといった多方面にわたる業務内容から、求められるスキルは山ほどあります。 その他では、医薬情報担当者(MR)としての働きも期待されています。医薬品の適正使用情報提供や、使用現場での情報収集が主な業務で、自社の医薬品を普及させる責務から医薬品界の営業職といってもいいでしょう。医薬情報担当者教育センターでMR認定試験が設けられており、必須資格ではないものの受験者は毎年4〜5000人に上ります。なお、試験科目は疾病と治療、薬理学、薬剤学、医薬概論、PMS(市販後調査)、添付文書の6種類。薬剤師資免許保持者は前半3科目が免除されます。 とにかく経験が重要視される薬剤師の世界。未経験の内は独学や企業の研修制度などで学習しつつ、特殊な技能や資格が必要とされる職種に転職していくのがステップアップの道となります。コネクションでの就職も少なくない業界なので、ネットワークを広く持つことで働き方の選択肢が大きく広がるかもしれません。